shibusaw’s diary

ケアマネ・介護分野・福祉職の皆さんの力になりたい。

制度の活用 ~介護休業制度~

介護休業制度について

(介護休業給付金と、介護のための短期の休暇制度はまた今度♪( ´▽`)

 

介護は急に始まる事もあります(転倒骨折、など含め)
大体○月に〜など、予測ができない。

 

子育て、赤ちゃんが生まれる時はある程度予測して準備できますが。

また、子育てと違いいつまで続くか分かりません💦

今後もご本人が元気に過ごせるのはもちろんの事。

ご家族さんが
働き続ける事ができるように支援したいですよね✨

介護休業と介護休暇はどちらも

介護と仕事を両立する人を支援するための制度

として設けられています。

 

法的に労働者に認められている制度なので、

気兼ねなく申請して欲しいと思います😊

 

ただ、権利とはいえ長期で休むので、自分も仕事仲間も

「お互いさまだね!(^.^)/」

と、気持ちよく仕事復帰後も接することができるよう

周囲の理解もできる範囲で得ていた方がいいと思います😊

 

介護休業は
対象家族1人につき
93日を取得可能✨

 

3回まで分割して、取得する事もできます。

介護休業中は 

賃金の支払いが法的に定められていません。

 

条件を、満たせば雇用保険の「介護休業給付金」

で給付金を受けられます💲

↑会社経由でハローワークに申請する必要があります。

 

【対象となる家族】

また、取得できる要件として
・要介護状態の対象家族の介護をしている
・介護休業を実施する予定日から93日の経過後、
6ヶ月以内に労働契約期間が満了すると明らかでない

など、あります。

 

申請は事業主に対して

開始の2週間前までに
会社に書類の提出をする必要があるため、事前申請が必要です。

会社の上司にも相談しつつ、

勤務先の担当者さんにも、相談しましょう‼︎

また、次回説明する予定の「介護休業給付金」があれば、

休んでいる期間の金銭面も

少しは安心かと思います!

 

 

厚生労働省
仕事と介護の両立支援カリキュラム策定展開事業の一環で
実施された

「仕事と介護の両立支援 試行研修」
を令和2年度の時に受講させていただきました。

 

やはり
本人の支援も大切だが

ご家族さんの仕事のやりがいなども確認しながら

必要に応じて

制度の提案をしていきたいと感じていました。

 

しっかりと制度の理解をして
必要に応じた制度の導入ができたら良いですね。

 

ご本人も大変なのですが、
ご家族さんの今後の生活を考えて
ご自身の今まで築いてきたキャリアも大切にして欲しいと思います。

 

上手な人の例として

在宅生活を整えるために
ご家族が入院・退院後に在宅生活に突入する時に
介護休業制度を勤務先に相談して取得していた方もいました。

最初から通所サービスや地域の活動にルンルンと楽しみながら通えるわけではありませんからね(;・∀・)

その後、上手にサービスや地域の事業も活用し、お仕事復帰後も介護休暇などを取得したりしていました。
受診の付き添いや通所リハビリで開催していたリハビリテーション会議にも参加したり。

ご自身の勤務先に適宜相談するのが上手で、

「勤務先の定款や約款を見たり、制度の勉強がすきなんだよね」という方でした😊
色々な方から学ぶことができて、私は幸せ者です♡